就労ビザの取得方法が知りたい方へ!必要書類や申請、審査期間をわかりやすく解説
就労ビザとは、外国人が日本で働くために必要な在留資格の一つです。就労ビザを取得することで、日本での就労が法的に認められます。
外国人雇用を検討している企業でも、就労ビザの取得方法に関して「どんな書類が必要なの?」「申請の流れがよくわからない」と疑問に思っているご担当者様も多いのではないでしょうか。
就労ビザの取得手続きは複雑に感じられますが、適切な手順を踏めばスムーズに進めることが可能です。この記事では、就労ビザの取得方法について、企業側が用意する必要書類や申請の流れ、審査期間の目安まで、一般的な内容をわかりやすく解説します。
就労ビザの取得を目指す外国人の方や、雇用を検討している企業のご担当者様は、ぜひ参考にしてください。
就労ビザの取得方法でお悩みなら行政書士本間事務所へご相談ください
行政書士本間事務所は、外国人の方の日本での生活をサポートするため、就労ビザをはじめとする在留資格の取得を誠実かつ丁寧に対応しております。
「法律の専門家に相談するのは敷居が高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、行政書士本間事務所は、お客様一人ひとりのご希望に真摯に耳を傾け、どのような状況でも最適な方法を一緒に考えます。もしご希望のビザ取得が難しい場合でも、「別のビザの取得はできないか」と多角的に検討し、お客様にとって最善の道を探るご提案を行います。
入国管理(ビザ)関係で行政書士本間事務所が対応可能な業務内容は以下です。
- 在留資格認定証明書交付申請
- 在留資格変更許可申請
- 在留期間更新許可申請
- 永住許可申請
- 就労資格証明書交付申請
- 資格外活動許可申請
日本で一生懸命に生活しようと奮闘するすべての外国人の方のために、行政書士本間事務所は奔走します。専門的な知識が必要な就労ビザ申請だからこそ、まずは行政書士本間事務所にご相談ください。
企業が就労ビザ申請時に用意する必要書類一覧

就労ビザを申請する際、雇用する企業と外国人本人の双方が必要書類を準備する必要があります。特に企業側が用意する書類は多岐にわたり、一つでも不備があると審査に時間を要することがあります。
企業側で用意する主な書類
就労ビザの申請では、雇用する企業の安定性や事業の継続性を証明する書類が求められます。企業の規模や業種によって必要書類は異なりますが、一般的には以下の書類が必要となります。
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 登記事項証明書(登記簿謄本)
- 決算報告書の写し
- 会社案内や事業内容がわかる資料
- 直近の法定調書合計表の写し
これらの書類以外にも、事業内容や申請者の職務内容によっては、追加書類の提出を求められることがあります。また、雇用のために外国から招へいするのか、留学生を採用するのかによっても必要書類は異なるため、スムーズな申請のためには、事前に必要な書類を正確に把握しておくことが重要です。
就労ビザ申請の基本の流れ

就労ビザを申請する前に、一般的な流れを知っておきましょう。全体の流れを把握することで、準備すべきことや今後の見通しを立てやすくなります。
就労ビザ申請の流れ
海外から人材を雇用するために就労ビザを新規で申請する場合、大きく分けて以下の流れで進んでいきます。
STEP1:必要書類の準備
企業と外国人本人がそれぞれ必要書類を収集し、申請の準備を行います。特に、企業側が用意する書類は多岐にわたるため、計画的な準備が不可欠です。
STEP2:地方出入国在留管理局への申請
準備が整った書類を管轄の地方出入国在留管理局に提出します。この際、書類に不備がないか最終確認することが大切です。
STEP3:審査期間
申請後、入管で提出された書類の審査が行われます。審査期間の目安は後述しますが、追加書類の提出を求められることもあります。
STEP4:在留資格認定証明書の交付
審査に問題がなければ、在留資格認定証明書が交付されます。
STEP5:就労ビザの発給
交付された在留資格認定証明書を採用する外国人に送付します。この証明書を外国人本人が現地の日本大使館で提示することで、就労ビザが発給されます。
オンライン申請について
近年では、オンラインでの申請も可能になりました。これにより、地方出入国在留管理局に直接出向く必要がなくなり、全国どこからでも手続きを進めることが可能になっています。オンライン申請は、手続きの効率化を図る上で有効な選択肢の一つです。
就労ビザの審査期間の目安
就労ビザの審査には一定の期間を要します。スムーズに手続きを進めるためには、審査期間の目安を事前に把握しておくことが大切です。
一般的な審査期間
就労ビザの申請から許可までの審査期間は、一般的に1ヶ月から3ヶ月程度です。しかし、この期間はあくまで目安であり、申請時期や個別の状況によって変動する可能性があります。審査要件を満たしているか確認に時間がかかるケースはもちろん、年度末や大型連休前など、申請が集中する時期は、通常よりも審査に時間がかかることがあります。
審査期間が延びる主な要因
審査期間が長引く主な要因として、以下が挙げられます。
書類の不備や不足
提出書類に不備があったり、必要な書類が揃っていなかったりすると、再提出や追加書類の指示があるため、審査期間が延びる原因となります。
追加資料の提出指示
申請内容について出入国在留管理局から追加で詳細な説明や資料の提出を求められる場合があります。
申請先の混雑状況
管轄の地方出入国在留管理局の混雑状況によっても、審査期間は影響を受けます。
長引かせないためには、書類の不備・不足に注意することが重要です。また、混雑している可能性も考慮して、申請は早めに行うようにしましょう。
【Q&A】就労ビザ取得方法についての解説
- Q1.就労ビザ申請で企業側はどのような書類を用意する必要がありますか?
- A.就労ビザ申請では、雇用する企業の安定性や事業の継続性を証明する書類が求められます。具体的には、在留資格認定証明書交付申請書、登記事項証明書、決算報告書の写し、会社案内や事業内容がわかる資料、直近の法定調書合計表の写しなどが必要です。
- Q2.申請が不許可になることはありますか?
- A.申請内容に問題があったり、必要書類が不足していたりする場合は不許可になることがあります。許可を得るためには、正しい情報にもとづいた適切な申請手続きを行うことが重要です。
- Q3.就労ビザの審査期間はどのくらいですか?
- A.就労ビザの審査期間は、申請から許可まで一般的に1ヶ月から3ヶ月程度かかるといわれています。ただし、この期間はあくまで目安であり、書類に不備があったり、申請が集中する時期だったりすると、審査が長引くことがあるため注意が必要です。
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